予備校の歴史(初期):予備校選びの知識

予備校の歴史(初期)

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予備校のルーツをたどっていくと、その歴史は非常に古いということがわかります。予備校はすでに明治時代から存在していたということはあまり知られていないかもしれません。

たとえば、かつてあった研数学館という予備校などは1897年にすでに設立されていた、老舗の予備校といわれていました。この研数学館については、最初は数学のみの私塾でしたが、それが総合的な受験予備校として発展しました。現在では、生徒数の減少によって業務を停止しています。

現在でも活動している大手の予備校には、駿台予備校があります。この駿台予備校については、日本の3大予備校のひとつといわれているくらいの老舗で大手の予備校です。
この駿台予備校も、1918年に設立された、東京高等受験校集会というものが母体になっています。ですから、すでに90年の歴史を誇っているということになります。
しかし、このような予備校については、すでに昔からありましたが、特に戦前はごく一部の恵まれた子弟が通うところであるという認識が一般的でした。

これは、予備校が、というよりも高等教育を受ける人は、よほど経済的に裕福か、もしくはまれにみるような才能がある人が通うところというのが常識であったためです。ですから、予備校に生徒が殺到するというような事態が起こることはなかったようです。
ですから、現在の予備校業界の発展について考えるには、戦後になってからということになってきます。戦後の高度経済成長が、予備校という市場を成長させる原動力になったのです。

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