学習塾:予備校選びの知識

学習塾

学習塾は、予備校と共通点がいくつかあります。まず、教室を開いて生徒を集め、そして授業を行うという形態自体が似ています。

また、予備校も学習塾も、その市場が大きくなった時期を同じといわれています。それは、昭和40年代、ちょうど受験を志望する子供が増えて、「受験戦争」と呼ばれる競争の激化が始まった頃です。

ですから、学習塾と予備校を混同している人も少なくありません。確かに、塾も予備校も、学校以外の補完で教育を行うところは一緒です。また、国語算数理科社会といいますが、このような主要教科しか教えないという点も一緒です。

しかし、学習塾と予備校は、異なる部分もあります。それは、そのルーツにあります。予備校については、一番古く設立されたものでも明治時代、日本が近代化されてからです。

しかし、学習塾は、そのルーツをたどっていくと、平安時代にまでさかのぼることになります。しかし、そのときは家塾と呼ばれていたようですが。
この家塾ですが、ここではいわゆる知識人と呼ばれていたような人が、弟子を個人で雇います。そして、彼らに対して、自分が持っている知識を教えていったのが、学習塾のルーツだといわれています。

これが、昭和40年代に入り、急激に拡大をしていきました。この時代を象徴する風刺として、塾に通っていなかった子供のことを「未塾児」と呼んでいました。
もちろん、この言葉は未熟児に引っ掛けたものですが、差別的表現であると批判も受けています。しかし、このような言葉が出てくるほど、皆が皆、塾に通っていたということを象徴しています。

タグ

カテゴリー:受験産業